こんにちは。
管理栄養士yukiです。
腸活を始めたら「食事は何を食べたらいい?」ここが一番気になるところだと思います。
食事は腸に直接届くもの。
腸の健康維持には食べるものがとても大切なのは疑う余地もありません。
このブログでは、私がおすすめしたい食材を紹介していこうと思っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今日、おすすめしたい食べ物は『味噌』です。

味噌について知ろう
味噌は、大豆を原料にして作られた発酵食品です。
味噌を作る際に必要なものは「穀物、麴菌、塩」の3つです。
日本では、米味噌、麦味噌、豆味噌の3種類と、3つを調合した調合味噌の4種類が主流です。
麹菌には、米こうじ、麦こうじ、豆こうじがあり、発酵・熟成によって作られます。
麹菌は生き物なので、その時の気候やその土地の土壌、水質などの条件によって風味も変化します。
日本全国、北から南まで、味噌の種類が様々、味も様々なのはこのような背景も理由の一つです。
すごい!味噌☆腸活で発揮されるパワー

まずは何と言っても『腸内環境を整えてくれる』ことです。
味噌の発酵によって生成される麹菌や乳酸菌、酵母などが腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えるのに役立ちます。
味噌を作る環境によってこれらの菌の配合具合も変わってきます。
腸は、体の免疫を語る上で外せない重要な器官です。
そのため、味噌で腸内環境を整えることは免疫力の向上にもつながります。
味噌は『美肌作り』にも役立ちます。
女性には嬉しい情報ですね💛
大豆に含まれるイソフラボン、ビタミンEには抗酸化作用(※)があります。
(※)抗酸化作用とは、有害な活性酸素による酸化から体を守る作用のことです。
細胞の老化を防いだり、肌のターンオーバーを促進してハリのある肌を保つのに役立ちます。
また、シミやそばかすを防いでくれる作用もあるので、美肌効果が期待できます。
『生活習慣病予防にも味噌』!!
大豆に含まれるレシチン、イソフラボンには生活習慣病を防ぐ作用も期待できます。
コレステロールの吸収を抑制し、血中コレステロールの上昇を抑えてくれます。
動脈硬化予防や高血圧のリスク軽減など、味噌は健康維持にも役立つ食品です。
腸活に取り入れる味噌の選び方
腸活にメリット沢山の味噌!
味噌ならば何を選んでもOK✌・・・というわけではありません💦
市販の味噌は、数えきれないほど多くの種類が存在します。
そんな中、何を選んだらよいのか、困惑してしまいますよね。
そこで、腸活に取り入れる味噌選びのポイントをお伝えしますね。
できるだけ無添加、オーガニックのもの
お店で売られている味噌の中には、手軽に使えるよう「だし入り」など味付けされていたり、添加物が加えられているものも多くあります。
そのような味噌は、腸活におすすめとは言えないので注意が必要です。
特に注意してほしいのが「酒精(アルコール)入り」の商品です。
これは、過度な発酵を防ぐことで品質を保持する目的で使われています。
しかし、発酵を防いでいる、つまり菌の活動を抑制してしまっているということ。
これでは、残念ながら腸活への良い効果を得ることができません。
選ぶ際には、無添加・天然仕込み・オーガニック大豆使用…などが目印になります。
食品表示をよく確認してくださいね。
原材料は「米(麦)、大豆、塩」のみのもの
食品表示を確認したとき「米または麦、大豆、塩」この3つの材料のみで作られている味噌を選びましょう。
味噌は、この3つの材料だけで作ることができます!(+麹菌)
3つだけの表示であれば、添加物も入っていない理想的な味噌です💛
パッケージに穴が開けられているもの
パッケージに穴が開けられているのは、麹菌が生きている証拠です。
味噌を腸活に役立てるために、味噌に含まれる菌が生きていることは非常に重要です。
商品を見ると「穴が開いていますが、これは味噌が息をしており、破裂を防ぐためです」といった記載がされています。
また、「非加熱」や「生みそ」などの記載があれば、菌が生きている証拠なので、そのあたりにも注目してみましょう。
おすすめ商品の紹介
ここでおすすめするのは、私が実際に購入して、使用して、『良い!』と実感したものです。
味の好みに個人差はあるかもしれないので、そこはご了承ください。
ちなみに私は、味噌づくりが盛んな長野県出身です。
子どもの頃は、祖母と母が時間をかけて仕込んだ自家製味噌を食べて育ちました。
今ではなかなか見ない光景かもしれませんが、近所に味噌づくりができる施設がありました。
冬になると、近所の家々が日替わりでその施設を借り、各家庭の味噌を作っていたものです。
懐かしい…
そんな田舎の味を思い出すような、美味しい味噌です。
初めて食べたときには、衝撃を受けました。
本当に美味しいので、ぜひご賞味あれ😊

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