腸活、何から始める?腸活を始める際のポイントや注意点を管理栄養士が解説

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腸活を始めよう!と思ったときに、いったい何から始めたら良いのかわからない。そんな経験はありませんか?

腸活は難しいことではありません。ただ、体に良い効果を得ようと思ったら、正しい方法で行うのが一番の近道です。

そこで今回は、腸活を始める際のポイントを紹介します。

腸ってどんなところ?

腸活を始めるにはまず、腸の役割を知ることが大切です。

腸は、口から肛門まで続く消化器官の中の一部で、食べ物の消化・吸収・排泄を担う臓器です。

そもそも、腸は小腸と大腸の2つから成ります。

消化・吸収は小腸で行われ、大腸では排泄が行われています。

どちらも大切な臓器ですが、腸活では主に大腸の環境を整えることを中心に考えていきます。

腸活は、まず食事を見直すことから始めましょう

腸活をして健康な体を手に入れるためには、大きく4つのポイントがあげられます。

  1. バランスの良い食事
  2. 適度な運動習慣
  3. 良質な睡眠をとる
  4. ストレスをためない

どれも健康を維持する上で大切なことですが、腸活ではまず食事を見直すことから始めましょう!

そのためには、普段自分がどんな食生活をしているのかを知ることが大切です。

以下のポイントをチェックしてみましょう!

  • 朝ごはんは毎日食べます。            YES / NO
  • 野菜、海藻、きのこ類は頻繁に食べます。     YES / NO
  • 砂糖の入った飲み物はほとんど飲みません。    YES / NO
  • 甘いものやスナック菓子はほとんど食べません。  YES / NO
  • ファストフードはほとんど食べません。      YES / NO 
  • 食品添加物について気にしています。       YES / NO

「YES」が多い程、理想的な食生活ができているといえます。

「NO」が多い場合は、ひとつずつYESに変わるよう、食生活を変えていきましょう。

特別なことよりも悪いことを減らすのがとても大切!

私が自分で腸活をしたり、患者様に栄養指導をする中でいつも感じていることがあります。

それは「良いことをたくさんするのではなく、悪いことを確実に減らしていく方が大事!」ということです。

良い習慣をたくさん取り入れたとしても、悪い習慣が続くと体はなかなか良くなりません。

しかし、悪い習慣を確実に無くしていくことで、特別なことをしなくても体に変化が現れます。

ですので、特別なものを食べたり、特別なことをするのは二の次でいいのかな☆と思っています。

まず、余分なものを体に取り入れるのをやめて、体の変化を感じてみましょう!

毎日の習慣から減らしたいもの

・合成着色料:赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号などは特に注意が必要

・人工甘味料:スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムKなど

・保存料:安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウムなど

・発色剤:亜硝酸ナトリウム

・防カビ剤:TBZ(チアベンダゾール)

・トランス脂肪酸:マーガリン、ショートニングなど

これを把握しておくと、食品表示をチェックして避けることができます。

管理栄養士が推す、腸活はじめの一歩

ここまでの内容をまとめると、

腸活を始める際にまずやることは

  • 自分が普段、どんなものを食べているのはを把握する!
  • 体に良くないものをたべないこと!

ちなみに、私は普段使っている調味料の一斉見直しから始めました。

醤油、味噌、ドレッシング、各種たれ、ソース、ケチャップ、マヨネーズなどなど…

見直しを始めたら何かと食品添加物が含まれた調味料を発見し、一つずつ無添加のものに変えていくという作業からスタートしました。

いきなり全ては正直、ストレスにもなります。

なので、NGを少しずつ減らしていくよう心がけていきましょう。

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